ライフハックのゴール
貪るようにライフハックを実践し、煩雑な日常の雑務を高速で処理できるようになったその先には、2つのゴールがあります。
1つは、野口悠紀雄さんが書かれていた『同期とのジレンマ』です。
大学教授であり「超整理法」などの著者でもある野口悠紀雄さんは、学生時代の同期の友人も出世され、官僚として栄達された方も多くいるそうです。
そんな旧友と久しぶりに会食し、自分が開発したライフハックについて話し出すと、「そんなものは不要だ。」と笑って一蹴されるそうです。
なぜなら、国の要職にある人は、大変優秀な若手に「やれ。」と命令するだけで、必要な資料が全て完璧に手に入るからだとか。
野口教授、涙目です。
超「超」整理法 クラウド時代を勝ち抜く仕事の新セオリー (講談社文庫)
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 文庫
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もう一つは、ティモシー・フェリスさんの『週4時間だけ働く。』です。
ITサービスやビジネスを効率化し、週平均4時間程度の労働で、自由な時間と収入を得る方法を説明しています。最強にして究極のライフハック奥義と言われています。
ティムさんは旅行が好きで、スポーツと健康食の研究に多くの時間を費やしているそうです。
高度化したライフハックによって、ライフハック自体の意味はどんどん薄れます。
手段は、目的にはなり得ないのです。
あなたの夢はなんですか?