あしはたはてな。

私が死んで、生まれ変わるまで残っていてほしいログ。

あなたが今すぐにでも電子書籍に移行するべき9の理由

◆1,『安い。』

物にもよるが大体半額以下、新書では1500円+税だった本が同時期に350円で買える。著作権切れの名作古典は限りなく無料同然で購入できる。(※iPhoneAppのi文庫なら151作で450円など。)

◆2,『軽い。』

幾冊かの本がどれほど持ち歩きには重いか。電子書籍なら数千冊持ち歩ける。iPodと同じ原理だ。

◆3,『部屋が狭くならない。』

部屋は必ず有限の空間で、読書家にとって室内は元より必ず小さい。物と情報に乏しい時代では、生活スペースが本で奪われることはインテリ層のステータスだった。

◆4,『処分に悩まなくていい。』

本の廃棄は大問題だ。必ず多くの時間を失う。またかなりの肉体労働になることは間違いない。場合によっては、君の友人は書店から買い取りを拒否された多くの埃を被った古本を押しつけられることになる。

◆5,『検索しやすい。』

付箋は貼れなくとも、もう一度読みたい部分は所有する全ての蔵書の中から比較的簡単に検出出来るはずだ。
アナログ時代、以前読んだ本の一節が気になって、そのパートを再読できるまでにかかる時間は … 。

◆6,『デジタルだ。』

あなたが普段PCでの作業がメインの仕事をしているなら、最初からデジタルデータで情報が手に入る恩恵は余りある。
また映像工学に詳しい者ならば、RGBのほうがCMYKよりも色領域が広いことを知っているだろう。デジタルで処理された画像を印刷色であるCMYKに情報を減らして楽しむ必要はない。

◆7,『バックライトで読める。』 

暗い所で本が読める。電気スタンドはいらない。想像以上に便利!

◆8,『買いに行かなくていい。』

希少な本を求めて都市部の本屋を流浪する人生から解放される。また、日本の書籍取り寄せは最も暗愚な流通システムとして知られている。ネット書店で購入できたとしても、これからは宅配業者を呪わなくて済む。

◆9,『作者が喜ぶ。』 

電子書籍著作権料のパーセンテージは従来の書籍より総じて高い。最大70%という話もあるほど。またそれが作者による自費出版物ならば、あなたの好きな作者から在庫管理の苦労と再版費用の負担も同時に消し去る効果がある。 また、誤植を後日パッチすることができる。これは作者と読者双方に利益がある。

◆補足+1,『本来の姿になる。』

本は物としての役目を終え、物質的な制約から解き放たれる。知恵と知識と情報と創作物のソフトウェアとして、電子書籍は本来の仕事に専念し従事する。



…というわけで、電子ブックの必然的長所をビジネス書風に創作して列記してみました。こういった内容の記事をまだ読んだことがなかったもので。
また、この文体はashihataの無駄な能力の一つ『わざと英語の翻訳風の文体で書く。』技術で制作されています。
最後まで読んで戴きまして、ありがとうございましたm(_ _)m

Copyright© ashihata